11月14日23:59 「行ったつもりクラファン」が終了となりました。
支援者数150名
支援額180万4500円
この応援を支えに良い作品を作って参ります。
ご支援、誠にありがとうございました！
Platformは今年で10周年を迎えます。
この10年間、皆様の応援に支えられて、様々な活動を実現してまいりました。
しかしこの度の新型コロナウイルスの影響で、
予定していたイベントの多くが延期もしくは中止に追い込まれています。
Platformはこのような状況の中でできることに全力を尽くすべく、
2020年4月に劇場本公演を予定していた、
第17回本公演「その探偵の名、〜二人の名探偵と３つの謎〜」
をリモートでの配信公演に切り替え、お届けいたしました。
稽古にあてる予定だった夜間の時間では
オンラインでの生配信番組
「あつまれ！ポンドポーチ」
を企画し、連日ゲストをお呼びして
緊急事態宣言下で心もからだも圧迫され疲弊したであろう国民のみなさんを
励まし、癒し、笑っていただけるように
努めてまいりました。
そして同時期に開設したクラウドファンディングでは
わたしたちの活動に共感してくださった皆さまより多大なご支援をいただき、
劇団が負うはずだった莫大な赤字をゼロにするだけでなく
スタッフやキャスト、これまでお世話になった関係各位にも
感謝の気持ちと謝金をお渡しすることができました。
この「その探偵の名、〜二人の名探偵と３つの謎〜」以降も、
連日の生配信でつちかった経験を活かし
・インプロールチャレンジ
・アクティミリーサーガ
・梟月村人狼、婚活人狼
・いと、といと。
・リカップリング
・その探偵の名、
といった様々な公演を
各自の家からリモートで生配信。
またはキャストスタッフのみが劇場に集まり、公演を生配信と、
新たな環境に四苦八苦しながらも
工夫を重ねてエンターテイメントをお届けしてまいりました。
そして12月に予定していた渾身の本公演
インプロカンパニーPlatform第18回公演「RACE」
この公演までにはどうか事態が収束していてほしいと強く願っていましたが、
昨今の情勢を曇りなく見定め、皆様の健康、安全に配慮した結果
劇場を借りて配信公演を行うことに決定しました。
この形でのお届けが本意ではない、と言いたい気持ちもあります。
しかし、わたしたちPlatformと客演で参加してくださる俳優陣、スタッフ一同
インプロの精神を胸に
「ピンチを受け容れチャンスにかえる」
むしろこの難関があるからこそ情熱的で感動的で圧倒的な作品を創っていきたいと燃えています。
今回のクラウドファンディングではこの18回公演
「RACE」の製作費を皆様にご支援いただきたいと考えています。
私たちPlatformの作品を通じて、このインプロで日本の皆様に元気と笑顔を届けます。
何卒ご協力をお願い申し上げます。
「行ったつもりクラファン」は以下のサイトで実施しております。
主宰・住吉美紅より
コロナ禍での演劇も半年以上が経過し
演劇はさまざまな形で生き残りの道を模索しています。
自宅からのリモート公演や、劇場からの配信公演や、中止リスクを背負っての劇場上演など選択はさまざまですが、元の通りの形に戻れる日はまだ遠そうで、いつも明日への不安を抱えています。
そんななかでも、わたしたちPlatformが配信公演での活動を続けられるのは、画面の前で作品を楽しみにしていてくださる皆様の応援のおかげです。ほんとうにありがとうございます。
新作公演「RACE」は、上演予定の劇場がコロナの影響で閉館というまさかの事態に公演計画そのものが頓挫しかけました。新たな劇場をさがすも条件の合う場所も見つからず、また続々と演劇仲間たちの
「体調不良者が出たので本番直前に公演中止」の報せを受け、今新たなプロジェクトを興すのはリスクが高すぎる、適切ではないかもしれないとも考えました。
そのため本公演「RACE」は、一度作風を大きく変え、自宅からのリモート公演に変更することも検討しましたが
「山の中で躍動感のあるレースが繰り広げられる臨場感」をどうしても役者たちが劇場で動き回る姿で表現したいという想いが止められず、お客様からも「リモートよりも劇場からの配信公演が観たい」というお声を多くいただき、リスクを背負って再度劇場公演に踏み切ることとしました。
今公演のクラウドファンディングは「存続をかけて」「赤字回避」というよりも「みんなで作る」という形で前向きに進めたいと思っています。
そのため「行ったつもりクラファン」と名付け、本公演の会場に来たような気持ちになれる、チケット価格と同じ額のリターンや、実際のリピート特典でお渡ししているようなグッズを取り揃えました。まだまだお会いできる日は遠いかもしれませんが、お芝居の基本は「つもり」です。「ここは、険しい山のつもり」「わたしたちは、この役のつもり」そんな想像力が積み上がって、感動のストーリーができあがります。今回は、公演の存在さえもこの「行ったつもりクラファン」で皆さんと本物にしていければ嬉しいです。ぜひ、わたし達と一緒に「つもり」で遊びましょう！
